Dormitory Ichibaku
一麦寮
九州大学YMCA
一麦寮の特色
理事長からの挨拶
ようこそ、一麦寮のホームページへ。
一麦寮は、2017年4月に新設された九州大学YMCA（キリスト教青年会）の寮です。九州大学YMCAは、1905年にまで遡る歴史ある団体であり、一麦寮の前身である名島寮（箱崎キャンパス近郊に所在）出身の多くの卒業生は各界で活躍しております。
九州大学YMCAは、常に現役の大学生たちが主役であり、自分たちの生き方について真摯に考え、活動することを尊重される場所です。学生たちは「キリスト教信仰の内実を問いつつ、共同生活を通して、自己変革を志す」という基本理念のもと、寮の自治運営を責任を持って行い、自由にそして和気あいあいと暮らしています。一麦寮では、毎週の聖書研究会を通して、人生に関わる大切な価値についての学びを深め、寮生集会を通して、他者とともに暮らす生活の知恵を得ることができます。
また、九州大学や他大学の教員などで構成された理事会があり、学生たちだけでは対処できない問題が生じた時にはきちんと対応できるようになっています。是非、一麦寮でしか味わえない経験を通して、唯一無二の大学生活を暮らしてみてください。
九州大学共創学部・大学院地球社会統合科学府教授
鏑木 政彦
１. 信頼と安心のある共同生活
一麦寮は共同生活の場です。他の人との関係性の中でトラブルや摩擦が生じることもありますが、わたしたちがそういったトラブルを乗り越えることができるのは、問題が発生するたびに対話を通して解決してきたからです。他者との様々な経験を重ねてお互いの信頼と安心を育む。この寮ではそんな生活が待っています。
３. 個性的な現役生・OPとの交流
一麦寮には、学年・学部がそれぞれ異なる九州大学の仲間が集まります！普段のキャンパスライフでは出会えないような他学部生とも、同じ屋根の下での共同生活によって、まるで家族のような絆が深まります。また、卒業した寮生との交流も盛んです。優秀な先輩たちの社会人生活や、就活のアドバイスも聞けるかも、、、！
５. キリスト教精神に基づく相互理解
一麦寮は「キリスト教信仰の内実を問いつつ、共同生活を通して、自己変革を志す」という基本理念に基づく寮です。そのため、毎週、寮生の持ち回りで、聖書の箇所を選び、調べたこと考えたことを発表し、皆で議論します。キリスト教精神に基づいて、お互いを理解しあい、時には真剣に話し合う寮を目指しています。
２. 責任ある自治活動
自治とは、各寮生が自分たちにとってなにが善いことなのか考えながら、寮運営を行うことです。一麦寮では寮生全員が「係」をもちます。各々に任せられた仕事をする中で、一麦寮は初めて「自治寮」となります。ここでは寮生としての自治意識が重視され、寮にとって重要な案件に関しては寮生集会の中で全員で考えます。
４. 学生YMCAの全国的ネットワーク
一麦寮は、全国の大学にある学生YMCAの寮やサークルとの交流も活発です。九州地区での「春の集い」と「夏期学校」では、熊本大学や長崎大学、ルーテル学院、活水女子大の学生達と一緒に勉強したり、交流会をしています。全国の学生YMCAのプログラムも多いです。詳細は、日本YMCA同盟のホームページもをご覧ください！
６. 百年の歴史
九州大学YMCA（キリスト教青年会）の設立と寮舎運営の歴史と伝統は古く、約100年以上前、九州帝国大学の前身である福岡医科大学時代に遡ります。箱崎地区での旧寮舎時代を経て、現在の伊都地区の一麦寮にいたります。卒業生たちはいずれも優秀で、国内外での慈善活動推進者、学界の著名な学者、全国・九州各地の教育機関、民間企業の重要役職を務めています